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「沖縄の異常な日常を受け止めて」中学校に落下物 県議会が抗議決議

2019年6月18日 10:43

 沖縄県議会(新里米吉議長)は18日の6月定例会本会議で、浦添市立浦西中学校のテニスコートに米軍普天間飛行場所属のヘリコプターが部品を落下させた事故に対する抗議決議と意見書を全会一致で可決した。民間地上空での米軍機の飛行と訓練の中止、普天間飛行場の運用停止と閉鎖、撤去などを求めている。

浦添の中学校で見つかった落下物

 両案では「生徒や保護者、学校関係者に強い衝撃と恐怖を与えた。航空機からの落下物は一歩間違えれば人命に関わる重大事故につながりかねず、普天間飛行場の危険性を再認識させる」と指摘。政府が沖縄側に約束した2019年2月末までの普天間の運用停止の期限が過ぎているにもかかわらず、運用が続けられていることを問題視した。

 その上で、米軍と日本政府に「空からいつ何が落ちてくるか分からない本県の異常な日常を危機感を持って受け止め、県民の懸念の払拭(ふっしょく)に全力で取り組むべきである」と訴えている。

 玉城デニー知事は名護市辺野古の新基地建設を巡り、県の埋め立て承認撤回を取り消した国土交通相の裁決を違法とし、取り消しを求める訴えを提起するための議案など32議案を提案した。

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