沖縄県浦添市伊祖の認可外保育施設・美咲保育園(銘苅秀人代表理事、1988年開設)が経営難を理由に7月末の閉園を急きょ決定し、19日付で保護者に通知したことが分かった。同園に子どもを通わせる保護者からは、突然の閉園の通知に「認可園に向けて手続きが進んでいると聞いていたのに、なぜなのか」「この先、子どもはどうなるのか」と困惑や不安の声が上がった。

7月末の閉園を通知した美咲保育園=19日、浦添市伊祖

 子ども1人を通わせている浦添市内の30代男性は19日、子どもを介して通知の紙を受け取った。「共働きで預け先がないと困る。いったいどうなっているのか」と困惑を隠せない。これまでの園側の説明では、浦添市も園の認可化に前向きで「園は新築後の図面も見せていた」と語る。

 それが一転しての7月末での閉園通知。「本当に決まったことならば、通っている子どもたちはどうなるのか。受け入れ先はどう考えているのかをしっかり説明してほしい」と訴えた。

 同市内の40代男性は子ども2人が通っており「今後の不安が一気にこみ上げてきた。到底納得できない」と憤る。

 通知を見ても、閉園は園側と市側のどちらに責任があるのか判然としないと話し、「いかなる理由があろうとも、子どもたちの学び場が奪われることがあってはいけない。市も園も何らかの手だてを講じるべきだ」と求めた。