琉球海運(那覇市、宮城茂社長)は20日、2018年度決算を発表した。売上高は前年度比15・1%増の217億5629万円と、初めて200億円を突破。経常利益も186・4%増の25億6136万円で、増収増益だった。県内の好景気で貨物輸送量が増加している中、前年度に大型船2隻を導入。需要に対応できる供給体制の構築が奏功した。売上高、経常利益、当期純利益でいずれも過去最高額を更新した。

琉球海運の業績の推移

 経常利益の大幅な増加は、昨年度に計上した新造船2隻の特別償却による反動。当期純利益は41・3%増の19億2891万円だった。

 輸送量は、定期航路と不定期航路を合わせて11・4%増の40万7585トン。新造船投入効果で東京-大阪間などが増えたことに加え、5月から本部港を経由する貨物輸送を始めた。県産農林水産物などを輸送する不定期航路も増加。台湾航路も15%増えた。

 20年1月からは、船の燃料油に含まれる硫黄分濃度を、3・5%以下から0・5%以下とする国際的な規制(SOx規制)が始まる。18年度の売り上げに占める燃料費率が18・7%だったが、燃料費率の上昇などがあると見込み、19年度の売上高は約230億円、経常利益は約26億円、当期純利益は18億円を目指す。

(写図説明)琉球海運の業績の推移