【浦添】浦添市伊祖の認可外保育施設「美咲保育園」(銘苅秀人代表理事)が経営難を理由に7月末の閉園を決定した問題で20日までに、保護者から市に対し退園後の受け入れ先などに関する問い合わせが計52件寄せられていることが分かった。市と同園は20日、市役所で面談し、園児94人の受け入れ先を協力して探すことを確認した。

7月末の閉園を通知した美咲保育園=19日、浦添市伊祖

 園は21日午後7時、同園体育館で説明会を開く。市は市内の保育施設の空き状況について調査し、同園の説明会で、市内の認可保育所、認可外保育施設、認定こども園、幼稚園の空き状況を伝える予定としている。

 20日の面談では、同園の銘苅代表理事らと浦添市こども未来部の安和さゆり部長や担当者が同席した。

 園側は「認可化に向けた手順の全体像が見えなかった」「無理なら無理と最初に言って」「もっと丁寧に説明してほしかった」などと同園の認可化に関する市の対応に疑問を投げ掛けた。

 一方、市は「認可に向けて、資金面や定員数などの課題は一貫して指摘、助言してきた」「当初計画していた仮設プレハブが今月になって建設できなくなり、状況は大きく変わった」と説明した。

 県子育て支援課は「現在は浦添市と園との調整が不十分と認識しており、市と園の対応を見守りたい。園児の受け入れ先を市が適切に確保できるよう情報交換したい」と話した。