学校で児童や生徒が心停止した場合、心臓に電気ショックを与える自動体外式除細動器(AED)を女子が使ってもらえる可能性は、男子の半分以下と大きな性差があることが、大阪大などのチームの分析で21日までに分かった。周囲の人が服を脱がせて電極パッドを胸に貼るのをためらうためとみられる。

 チームの北村哲久・大阪大助教(臨床疫学)は「抵抗感を持たず行うよう周知が必要だ。救命のために体を触ったことで法的責任を問われることもない」と話している。

 チームは総務省消防庁と日本スポーツ振興センターの記録を使い、2008~15年に起きた232人の心停止事例を分析した。(共同通信)