第11回台湾武術国際大会が1日、台湾の淡水で開かれた。沖縄から沖縄小林流空手・古武道妙武館の比嘉正春、比嘉秀康、小泉憲太、玉城樹音、柴田知世子さんの5人と沖縄拳法副会長・全沖縄空手道連盟事務局長の喜屋武徹さんが出場し、伝統の型・古武道を演武した。会場は2500人以上の観衆が詰め掛け、沖縄の伝統武術に盛んな拍手を送っていた。

 沖縄からの出場は、比嘉正春さんが3年前から台湾側と武術交流を重ねていることから実現。2年に一度の大きな舞台で模範演武をすることになった。

 大会には750人が出場。沖縄側は「ナイハンチ初段」を全員で演武。「周氏の棍(大)」(比嘉秀康さん)、「津堅砂掛けのエークディー」(小泉さん)、「妙手拳」(比嘉正春さん)などが披露された。

 「パッサイ」を演武した喜屋武さんは「海外の武道家の謙虚な態度、真摯(しんし)に取り組む姿勢、自国の先人たちが編み出した型と技、全てを守っていく情熱を感じた。さらに海外の武道家と交流し、沖縄の素晴らしい伝統空手の型を広めていきたい」と振り返った。

(写図説明)沖縄伝統の型を披露する(左)比嘉正春さん=台湾(提供)

(写図説明)沖縄伝統の型を披露する(右)喜屋武徹さん=台湾(提供)