自動車のパワーステアリングに不具合が生じ、国内外の約59万台についてリコールに準じた改善対策の実施を余儀なくされたのは、納入された部品内部のさびが原因だとして、マツダが自動車部品製造の住友理工(愛知県小牧市、東海ゴム工業から社名変更)に約162億7千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、広島地裁は24日、請求を棄却した。

 問題となったのは、2007年4月~08年11月に製造されたプレマシーとアクセラ、ビアンテの3車種。ブレーキが利かないなどの苦情を受けて調査し、09年に改善対策を届け出た。マツダは「主張が認められなかったのは大変遺憾」とコメントした。(共同通信)