沖縄県物産公社は24日、那覇市の沖縄産業支援センターで定時株主総会を開き、2018年度決算と新役員などを了承した。売上高は前年度比4・8%減の40億4126万円、経常利益は13・4%減の7037万円で、減収減益だった。県外の特約店が2店閉店した影響などで減収となったが、不採算取引の見直しや取引条件の改定などで利益を確保。当期純利益は36・7%増の5211万円で、2期連続の黒字となった。

県物産公社の代表取締役社長に就任した湧川盛順氏(県物産公社提供)

県物産公社の代表取締役常務に就任した与那嶺勉氏(県物産公社提供)

県物産公社の非常勤の取締役会長に就任した中地健氏(県物産公社提供)

県物産公社の代表取締役社長に就任した湧川盛順氏(県物産公社提供) 県物産公社の代表取締役常務に就任した与那嶺勉氏(県物産公社提供) 県物産公社の非常勤の取締役会長に就任した中地健氏(県物産公社提供)

 同社は「財務状況の改善」を掲げ、16年度から5カ年の経営改善計画に取り組んでいる。主力事業の卸販売部門では、売上高5・3%減の18億6555万円で、税引き前当期純利益は3400万円だった。19年度の売上高は18年度並の約40億4千万円、経常利益は約3500万円の減益を見込む。

 役員人事では、非常勤の会長に金秀商事副会長の中地健氏(62)、社長に前県文化観光スポーツ部参事監の湧川盛順氏(60)が就き、取締役の与那嶺勉氏(55)が常務に昇任した。代表権は社長と常務が持つ。

 新たな非常勤取締役には、県工業連合会会長の古波津昇氏、県商工労働部長の嘉数登氏、沖縄電力企画本部企画部長の上間淳氏が就いた。また、古波津氏の監査役辞任に伴い、沖縄銀行常務の伊波一也氏が監査役に就任。

 社長の島袋芳敬氏と取締役だった沖縄電力常務の仲里武思氏、県工業連合会前会長の呉屋守章氏は退任した。