■うるま市2カ所で土砂崩れ

 雨が断続的に降った24日、沖縄県うるま市の2カ所で土砂崩れが発生した。同市大田ではビルの事務所に2メートル級の岩が迫ったほか、同市与那城桃原では市道の一部が土砂や木ぎれでふさがれて通行止めとなった。豊見城市内の市道3カ所でも冠水が発生し、一時通行止めとなった。いずれもけが人などはなかった。

土砂の崩落で割れた事務所の窓=24日午後1時10分ごろ、うるま市大田

市道をふさいだ土砂や木々=24日午後1時52分、うるま市与那城桃原

土砂崩れが起きた場所

土砂の崩落で割れた事務所の窓=24日午後1時10分ごろ、うるま市大田 市道をふさいだ土砂や木々=24日午後1時52分、うるま市与那城桃原 土砂崩れが起きた場所

 24日午前7時40分ごろ、うるま市与那城桃原の市道で「土砂が崩れている」と付近住民から110番通報があった。うるま署やうるま市などによると、市道脇の崖の高さ約7メートルの位置から、土砂が縦7メートル、横6・5メートルの範囲で崩れ落ちた。

 土砂崩れを受けて市は同日午前から桃原公民館向けの下り車線を通行止めにした。25日から復旧作業を実施予定だが、天候により延期する可能性もあるという。

 土砂崩れがあった場所の近くの上原自治会の東泊正輝(とうはくせいき)会長(72)は「2日夜から3日朝の間にも同自治会付近の斜面で岩が転げ落ちた」と心配そうだった。再び近くで土砂崩れが起きたことを懸念し「市に、道路ののり面崩落対策を要請している。地域の道路周辺を根本的に改善してほしい」と求めた。

 近くの学童クラブの女性職員(30)=うるま市=は「観光客も利用する道路。地元の人は土砂崩れが起きやすいと知っているが、観光客は知らないからあぶない」と警鐘を鳴らした。

■豊見城では3カ所冠水

 豊見城市内の市道3カ所では24日、冠水で一時通行止めとなった。

 市消防本部によると、同日午前7時前、市田頭の市道が40~50センチほどの深さで冠水し、一時通行止めになった。車1台が立ち往生し、消防本部の隊員が手押しで移動させた。

 豊見城署によると市与根の市道でも深さ30~50センチ、距離150メートルにわたり冠水し、午前7時半すぎから一時通行止めに。

 市座安の市道でも20センチの深さで100メートルにわたり冠水し、午前7時半ごろから一時通行止めとなった。