沖縄県南城市の津波古自治会(高江洲順達区長)が自治会費の支払いに「Tポイントカード」を導入し、29日から端末を設置する。自治会費決済で同カードの導入は全国初。高江洲区長は「ポイント還元という形で住民のメリットを少しでも高めたい」と語る。

Tポイントを導入する津波古自治会の高江洲順達区長=南城市・津波古公民館

 自治会加入率の低下は全国的な傾向だが、同地区では人口増が顕著で転入世帯の呼び込みに苦戦している。区によると2013年と比べて481世帯増え、現在は1563世帯が住む。

 今回の試みは、コンビニエンスストアをはじめ多くの商業施設で使用できる同カードを導入して、若い世帯の加入率を高めることが狙い。

 自治会費をポイント化するだけでなくポイントでの支払いも可能となる。

 戸別徴収と、従来の津波古公民館での直接支払いにも対応。カード発行も公民館で担い、地域高齢者のカード登録も代理で行う。

 高江洲区長は「若い人だけを意識したサービスでなく、Tポイントに縁が無かったお年寄りたちにも利便性を試す機会をサポートしたい」と話した。

 同自治会は本年度からスマートフォン決済サービス「ペイペイ」と「LINEペイ」も開始している。