沖縄市の沖縄こどもの国でヤクシマザル全14匹が逃げ出した問題で28日午後9時現在、サルは計10匹捕獲された。残り4匹が依然、逃走している。同園は28日、前日に引き続き、消防や県警など約100人態勢で周辺を捜索。職員らは24時間態勢で園の周辺で警戒を続けている。

逃走した14匹のヤクシマサル

サルが捕獲された場所

逃走した14匹のヤクシマサル サルが捕獲された場所

 同園によると、28日午前4時半ごろから、園の職員らがサル舎にリンゴやバナナなどのエサをまき、捜索を開始。同日午前7時ごろから午後8時ごろの間に、6匹捕獲された。同園は29日も終日臨時休園にする。

 午前10時50分ごろ、北中城村島袋の民家先の雑木林では、メスのサル「おたま」が麻酔銃で捕獲された。園の職員や消防隊員らに網に入れられたまま車に運び込まれ、園のサル舎に戻された。報道陣に囲まれる中、ぐったりとした様子だった。

 サルの脱走を受けて同日、園周辺の諸見小学校では園近くに住む1~6年までの児童約60人が集団下校した。佐久川政昭校長(60)は「このまま長期化すればサルの活動範囲も広がる恐れがある。早期の発見を心から望んでいる」と語った。