沖縄県内有数の角力どころとして知られる久米島の角力シーズン幕開けを告げる「真謝稲穂祭角力大会」が6月17日、真謝ぼさつ堂前広場で開かれた。あいにくの雨にもかかわらず200人以上が声援を送った。

「あんまー角力」決勝で優勝したルイーズ・デュプレンさん=6月17日、久米島町真謝の真謝ぼさつ堂前広場

 5月ウマチーの日に開かれる伝統の大会で、今年も島内外から強豪力士が集まった。一般の部は29人が技を競い、真謝出身の宮城健太郎さんが連覇を果たした。

 大会の見どころは女性だけで競う「あんまー角力」。12人が参加し、フランス出身で久米島馬牧場に長期滞在中のルイーズ・デュプレンさんが優勝した。ラグビーの経験があるというデュプレンさんは「江戸相撲とは組み方や技が異なり面白かった。一般の部の取組を見ながら研究した」と笑顔だった。

 沖縄角力協会久米島支部の宇根哲也会長は「これだけ多くの若い力士がそろうのは久米島ならでは。今年は沖縄角力の動画撮影も進めており、より多くの人に魅力を知ってほしい」と語った。久米島の角力大会は9月まで5カ所で開かれる。(山城ゆい通信員)