沖縄県本部町の沖縄美ら海水族館は6月25日から、2017年に世界で初めて飼育下で生まれたイタチザメの子ザメを公開している。

2年前に水槽で産まれたイタチザメ(沖縄美ら海水族館提供)

 2年前に産まれた子ザメ31匹のうち、生き残ったのは雄の1匹のみ。サメは自然淘汰(とうた)が激しく、他のサメに攻撃されないよう予備水槽で飼育されてきた。約2メートルと共存できる大きさまで成長し、「サメ博士の部屋」水槽へ引っ越した。当時の貴重な出産映像も確認できる。

 同水族館によるとサメは飼育が難しく、生態の観察例が少ないという。飼育員の松本瑠偉さん(40)は「この2年間で成長速度や食べる餌の量などが判明したのは貴重。今後も繁殖など生態の解明につなげたい」と期待を寄せた。