防衛省は1日、特別天然記念物のノグチゲラなどの営巣期間が終了したことを受け、約4カ月ぶりに沖縄県東村高江周辺の米軍北部訓練場内にある道路の改修工事を再開した。ヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)付近の道路の改修工事に必要となる資機材の搬入があった。

(資料写真)米軍北部訓練場のヘリパッド(着陸帯)N1地区

 訓練場「N1」地区出入り口前で、午前6時すぎから建設工事に反対する住民ら6人が座り込んで抗議。重機やトラックなど計5台の搬入が確認された。

 沖縄防衛局によると、昨年12月からの改修工事では既存道路の補修や排水路の整備、砕石舗装、ガードレールの設置などを実施。国の特別天然記念物ノグチゲラの営巣期間である3~6月は、人力で土砂流出網の設置など騒音の伴わない作業を行ってきたという。

 「ヘリパッドいらない」住民の会の安次嶺雪音さん(48)は、「住民の声を聞こうとせずに、政府はひどいやり方を続けている。本当に国民のことを考えているのか」と憤った。同会の清水暁さん(48)は「基地が強化されていくことに不安を感じる」と吐露した。