航空自衛隊那覇基地が沖縄県渡嘉敷村の前島で、村への通知なく訓練を実施していた問題で同村と前島郷友会、自衛隊の三者が6月30日、那覇市内で会合を開いた。座間味秀勝村長は自衛隊による急患空輸などの実績を踏まえ「必要な訓練は受け入れるべきだ」との認識を示した。

 村によると、今会合で同郷友会はヘリによる訓練に反対の意志を示したという。座間味村長は「急患空輸は離島の命綱であり、継続するために必要な訓練は受け入れるべきだと考える。救難隊や空輸隊についても災害発生時の命綱であり、訓練は必要なことと考える」とコメントした。

 同基地の訓練を巡っては昨年12月、村に通知がないまま訓練が繰り返されていたことが判明。村は私有地への影響を極力避ける方向で自衛隊に訓練計画を示すよう求めている。