沖縄県東村高江の米軍北部訓練場の「NI」地区出入り口前で2日午後7時半ごろまでに、市民が監視のために使っていたテント2張やテーブル、いすなどが米軍によって撤去された。機材の撤去は今年4月3日以来で、その後、市民らが改めてテントなどを設置。米軍は北部訓練場の施設内だとして、4月25日までに撤去するよう通知していた。

米軍によりテントが撤去された跡地で監視を続ける市民=3日、東村高江

 3日、撤去に気付いた市民が再びテントの設置準備を進めている。監視役の市民が帰った2日午後5時以降に撤去されたとみられ、持ち去られた機材の総額は50万円以上だという。

 「ヘリパッドいらない」住民の会の儀保昇さん(64)は「県警を連れてきて堂々と排除すればいいのに、人がいない時間に撤去したところに彼らの後ろめたさがある」と批判した。監視を支援していた豊見城市の糸数清さん(71)は「取られてもまた抵抗するだけ。われわれはクテーラン(こたえない)」と強調した。