タマンを狙って週に2回のペースで3年前から本島各地を巡る連螢会の玉城斉さん。日中、観光客らが遊泳する砂浜の先にある恩納村の遠浅の海に目をつけて6月27日の午後3時にテスト釣行した。辺りには人影も見当たらないので、夜釣りにはもってこいの状況だと期待も高まる。のんびりと釣り座を構え1時間後にスタート。追い風となる南寄りの風を受けて、24号ハリスとシガヤーの餌を掛けた仕掛けを海に向かって大きく振り込んだ。

恩納村海岸で68.1センチ、4.2キロと62.4センチ、3.28キロのムネアカクチビを釣った連螢会の玉城斉さん(右)=6月27日

那覇の若狭海岸で48センチ、2・1キロのカーエーを釣った小橋川竜行さん=6月13日

糸満釣り筏で57センチ、1・04キロのコチを釣った有銘良太さん(右)と秀馬さん=6月16日

金武海岸で47センチ、1.55キロと41センチ、870グラムのタマンを釣った石川光樹さん(右)と勇樹さん=6月29日

那覇一文字で40.5センチ、1.08キロのトカジャーを釣った金城貴透さん=6月18日

伊計海岸で75センチ、4.27キロのタマンを釣った前濱健一さん=6月30日

糸満海岸で65センチ、3.45キロと62センチ、3.05キロのタマンを釣った宮良佳樹さん=6月30日

恩納村海岸で68.1センチ、4.2キロと62.4センチ、3.28キロのムネアカクチビを釣った連螢会の玉城斉さん(右)=6月27日 那覇の若狭海岸で48センチ、2・1キロのカーエーを釣った小橋川竜行さん=6月13日 糸満釣り筏で57センチ、1・04キロのコチを釣った有銘良太さん(右)と秀馬さん=6月16日 金武海岸で47センチ、1.55キロと41センチ、870グラムのタマンを釣った石川光樹さん(右)と勇樹さん=6月29日 那覇一文字で40.5センチ、1.08キロのトカジャーを釣った金城貴透さん=6月18日 伊計海岸で75センチ、4.27キロのタマンを釣った前濱健一さん=6月30日 糸満海岸で65センチ、3.45キロと62センチ、3.05キロのタマンを釣った宮良佳樹さん=6月30日

 まだ日の高い時間帯に大物仕掛けを並べる玉城さんが珍しかったのか、散歩中の地元の男性も興味深く近寄ってきた。2人でぼーっと30分ほど海を眺めていると、いきなりリールから道糸が引き出され、タマン竿(ざお)が激しく揺れた。必死にリールのハンドルを巻き取ると砂浜に寄ってきたのは62・4センチ、3・28キロのムネアカクチビ、明るい時間帯のまさかのヒットに2人で顔を見合わせた。何が起きるかわからないね、と会話を重ねていると、15分後に2本目の竿に反応が出て、68・1センチ、4・2キロのムネアカクチビを釣り上げた。

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 那覇市大道の小橋川竜行さんがカーエーの数釣りを狙う場所は若狭海岸の水深3・5メートルの根掛かりが激しい場所。根岩が一帯に広がるなか、沖に向かって一筋の砂地が入るイメージだと話す。夜中、下げ潮が転じて潮位が増す時間帯になると、深い場所から良型カーエーが現れるそうだ。今年に入って合計28匹、先月は1日6匹を釣り上げた。まき餌として、カーエーパワーとカーエーベストを半袋ずつ、チヌ用のV9を少々にLサイズのオキアミをブレンドして、最後にたっぷりの白麦を加える。事前に水分を含ませた麦は、回遊してきたカーエーを足止めさせるには抜群の効果を発揮する。仕掛けの針はグレ8号、激しい根掛かりを避けるため、専用針よりも一回り小型を使用する。

 6月13日の午前0時、3時間ある上げ潮の時間帯に狙いを絞り釣行。足場の良い敷石に立ち、円すいタイプの0・5号ウキで仕掛けを底ギリギリまで落とした。潮止まりから再び潮位が下がり始めた午前4時、ウキに装着したケミライトがゆっくりと海中に沈み込む。勢いよく3号竿を振り上げると、これまでにない重量感。必死に根岩に潜りこもうとする魚の引きを制して浮かせたのは48センチ、2・1キロの自己記録となるカーエーだった。(名嘉山博 釣りPower)