乳幼児や高齢者に肺炎など重篤な症状を引き起こすことがある「RSウイルス感染症」の県内患者数が増えている。県地域保健課は5日、1医療機関当たりの報告数が6月24~30日の週で7・32人となり、2011年以降の週別数で最多に上ったと発表した。保健所別だと北部が21・00人と最も多く、次いで南部7・75人、那覇市6・71人。全国は0・32人。

 県内34医療機関で249人の感染報告があった。県内では例年、夏に患者が増える。せきや発熱など風邪のような症状で、特に生後1カ月未満の新生児が感染すると無呼吸を繰り返すなど重症化する危険がある。

 今年の感染者(6月30日時点)の年齢別内訳は6カ月~12カ月未満が35・8%で最多。1歳が33・8%、6カ月未満15・5%。同課は「大人が感染しても気付きにくく、知らないうちに乳幼児にうつすこともある」と注意喚起する。

 インフルエンザの患者も増えており7月1~5日、11施設で学級閉鎖などがあった。同課はRSウイルス予防と合わせて手洗いや「せきエチケット」を呼び掛けている。