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[参院選7.21]高良氏先行 安里氏苦戦 タイムス・朝日新聞調査 7割程度が改憲に反対 年金報告書 根強い不満

2019年7月6日 09:13

 沖縄タイムス社は4、5の両日、朝日新聞社と合同で21日投開票の参院選沖縄選挙区に関する電話調査を実施し、取材で得た情報と合わせて情勢を探った。無所属で「オール沖縄」勢力が推す琉球大学名誉教授の高良鉄美氏(65)が先行し、自民公認でシンバホールディングス前会長の安里繁信氏(49)=公明・維新推薦=は伸び悩んでいる。

高良鉄美氏(左)と安里繁信氏

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する高良氏は、自民と公明を除く政党の支持層を手厚く取り込んでいる。全体の6割近くを占める無党派層の7割近くから支持を得て、優位に進めている。女性からの支持が高い。

 沖縄振興を最大の争点と捉える安里氏は、自民支持層の8割以上を固め、公明支持層にも浸透している。無党派層の支持は2割台と広がりに欠けており、苦戦している。

 NHKから国民を守る党公認で福祉施設非常勤職員の磯山秀夫氏(72)は厳しい戦い。無所属で辺野古商工会理事の玉利朝輝氏(60)は、急な立候補だったため、今回の調査対象に入っていない。

 選挙情勢と合わせて行った世論調査によると「年金だけでは2千万円不足」という報告書を巡る政権の対応に、全体の7割以上が「納得できない」と答え、「納得できる」は1割だった。「納得できない」と答えた人のうち、多くが高良氏を支持している。

 安倍政権下での改憲に、全体の7割程度が「反対」と答え、「賛成」は2割以下にとどまった。「反対」と答えた人のうち、多くが高良氏支持と答えた。

 公示翌日の5日、安里氏は沖縄本島北部、高良氏は久米島町で精力的に支持を訴えた。安里氏は名護市などでの街頭に立ち、名護市民会館の北部支部での総決起大会に参加した。高良氏は夫が久米島町出身の糸数慶子参院議員の人脈を活用し、遊説などで政策を訴えた。

調査方法

 4、5日の両日、コンピューターで無作為に作成した固定電話番号に調査員が電話をかけるRDD方式で、県内の有権者を対象に調査した。選挙区、比例区それぞれの投票先などを尋ねた。

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