沖縄県恩納村谷茶の沖縄科学技術大学院大学(OIST)でこのほど「LGBTQI+の子どもたちや家族を尊重し、迎え入れる学校づくり」をテーマに講演会が開かれた。米国のブロンクス・コミュニティー・カレッジのエマリンダ・マックスパデン准教授が講師を務めた。

「誰でも歓迎する風土づくりが大事」と強調したマックスパデン准教授=恩納村谷茶・沖縄科学技術大学院大学

 LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)のほか、Qはクイア、Iはインターセックスのこと。クイアは異性愛でない指向の全ての人、インターセックスは男性または女性の典型的な定義にあてはまらない生殖、性的構造を持って生まれた人を指す。+はLGBTQIに当てはまらない人も全て含めた呼び方だという。

 マックスパデン准教授は、LGBTQI+の生徒が精神的な問題を抱えてしまうリスクがあることに触れ「誰でも歓迎するという風土づくりが大事」だと強調した。 

 LGBTQI+に対して子どもや親からよく聞かれる質問をいくつか挙げ、答えの一例などを紹介。学校現場においては、子どもの声を聞いた上で学校が安全だと伝えること、必要な情報がどこで得られるのか伝えることの重要性を示した。さらにLGBTQI+に理解を示すシールや旗を置くことで、LGBTQI+の子どもを持つ家族も安心感を得られると話した。