【クリッシー悦子通信員】海外子弟に沖縄への理解を深めてもらおうと沖縄県が実施しているウチナージュニアスタディーツアーに、アラバマ州モービル市から応募したメーガン恵美子マシューズさん(18)が選ばれた。同州から子弟を送り出すのは初めて。推薦したアラバマ沖縄県人会(ジョセフ・ラム会長)も喜んでいる。

 メーガンさんは、土木技師として市内の土木関係の会社で働く高江洲みゆきさん(50)=那覇市出身=の一人娘。5月にアラバマ科学数学高校を卒業したばかりだ。明るくリーダーシップがあり、在学中は生徒会長も務めた。

 趣味は歌うことで、放課後は学校のコーラス部で活動し、昨年はアメリカの名門ジュリアード音楽院のサマーキャンプに参加。今年は州のコーラスコンサートでソプラノボーカリスト1位に輝いた。県人会の活動にも積極的で、市のインターナショナルフェスティバルでは茶道のお点前の助手として協力している。

 ツアーは7月24日から。メーガンさんは「自分のルーツである沖縄を学習したいと思った」と語り、「祖父母や沖縄の親戚に会えるのが何より楽しみ。沖縄の文化を学ぶことももちろん、島唄をたくさん聴き、沖縄そばも食べたい。うれしくてたまらない」と声を弾ませた。祖父の高江洲旭(のぼる)さん、祖母の恵美子さんも来沖を心待ちにしている。

 母親のみゆきさんは「娘が選ばれて光栄。県人会や周囲の方々に感謝しながら沖縄の文化や歴史、食、音楽、人との触れ合いなど、いっぱい学んできてもらいたい」と期待している。

(写図説明)沖縄へのスタディーツアーを心待ちにしているメーガンさん(中央)