【森田のりえ通信員】ロサンゼルスのアラタニ劇場でオペラ「蝶々夫人」がこのほど上演され、衣装を手掛けた県出身の衣装デザイナー押元(旧姓・上間)須上子さん=写真中央=がフィナーレで観客の絶賛を浴びた。押元さんは「衣装デザイナー冥利(みょうり)に尽きる」と喜びを話した。

 押元さんは1961年、北中城生まれ。99年に渡米し、山野流着装教室アメリカ支部の事務局長に就任。着付け教室を開講し、2010年には寺内健太郎氏と「KIMONO SK」を立ち上げた。

 現在50人のアシスタントがおり、和とモダンを併せ持つ独自の感性で現代的なデザインを発表。海外のファッション雑誌やハリウッド映画、テレビ、コマーシャルの衣装デザイナーとして活躍する。

 今回のオペラ「蝶々夫人」の嫁衣装について、押元さんは「舞台になった長崎は文明開化により和洋両方の文化が融合した時代。時代考証にはとても気を使った」と創作意図を説明した。