沖縄県の与那原町議会(識名盛紀議長)の臨時会で9日、「与那原町琉球泡盛で乾杯を推進する条例」の議案を全会一致で可決された。泡盛の乾杯条例制定は全国で初めて。

「琉球泡盛で乾杯を推進する条例」が可決された後、乾杯のポーズをとる照屋勉与那原町長(中央)と職員ら=9日午前11時30分ごろ、同町役場

 議案では約600年に渡って沖縄で愛飲されてきた泡盛の歴史に触れた上で現在は蔵元が減り、出荷量が落ち込む現状を説明。その上で町民が泡盛の乾杯、普及を推進することを通して文化継承につなげることを条例の目的としている。

 同町の照屋勉町長は議会終了後、「お酒は嗜好(しこう)品なので強いるものではないが、沖縄の誇る泡盛を次世代に伝えるきっかけになればうれしい」と語った。