沖縄に住む親戚を探していたフランス領ニューカレドニアに住む沖縄県系4世のエミリー・トセイ・ミヤザトさん(17)の親族が9日午前、親戚捜しに協力している沖縄ニューカレドニア友好協会に名乗り出た。エミリーさんは、沖縄県の交流事業で24日から来沖する予定で、友好協会が親戚との面会を調整するという。同会の安里國昭事務局長は「こんなに早く見つかって感激している。早くエミリーに会わせてあげたい」と話している。

エミリー・トセイ・ミヤザトさんの祖父(右から2人目)と親戚らしき女性らの写真(沖縄ニューカレドニア友好協会提供)

沖縄の親戚を捜しているエミリー・トセイ・ミヤザトさん(沖縄ニューカレドニア友好協会提供)

エミリー・トセイ・ミヤザトさんの祖父(右から2人目)と親戚らしき女性らの写真(沖縄ニューカレドニア友好協会提供) 沖縄の親戚を捜しているエミリー・トセイ・ミヤザトさん(沖縄ニューカレドニア友好協会提供)

 同会によると、親族らはエミリーさんの来沖を歓迎し「ぜひお会いして、沖縄の仏壇に手を合わせてほしい」と話しているという。

 エミリーさんは、移民1世の宮里長盛さんを曽祖父に持つ県系人。曽祖父は1881年生まれの旧兼城村出身者で、1910年にニューカレドニア・ティオに移民。41年に太平洋戦争が始まると他の日本人移民とともに逮捕され、オーストラリアへ抑留された。45年に日本へ強制送還されたがニューカレドニアに渡り、67年に亡くなったという。

 長盛さんの息子で、エミリーさんの祖父ガエタンさん(故人)は沖縄に来たことがあり、親戚らしき女性と撮った写真も見つかっている。ただ、撮影時期や場所は不明だ。

 エミリーさんは自らのルーツをたどろうと日本語を学習中で、交流事業では約2週間沖縄に滞在する。