セブン―イレブン・沖縄の久鍋研二社長は10日、那覇市内のホテルで記者会見し、ポーク玉子おむすびやゴーヤーチャンプルー丼、宮古島市産そばを使った「もりそば」など、沖縄独自の13商品を開発したと発表した。すべて11日の開店から、県内各店舗で取り扱う。また、人手不足の対策として、全国のセブン店舗で初となる自動釣り銭機を、全店で導入すると明らかにした。

11日午前7時に県内でオープンする14店舗

11日午前7時に県内でオープンする14店舗

 久鍋社長は「ほかのチェーンと絶対的な味の違いが出せる。同じ商品であっても、セブンの方がおいしいと言って頂ければ差別化できる」と自信を見せた。

 県内は中食や外食市場が大きく伸びており、コンビニの夜間利用も多いとして、市場に拡大の余地があると評価。

 250店舗の出店を達成した場合は人口比で全国3位の「コンビニ激戦地」となるが、県内は「人口増加の状況を考えても魅力がある。正直、問題ないと考えている」との認識を示した。

 市町村単位で店舗数や売上高の目標値を設け、達成を目指す。

 専門工場から3時間内に店舗へと届けられる態勢を重視しているため、離島への出店は「安心安全な商品を作ることを前提としており、現時点では難しい」と困難視した。

 沖縄から近い台湾などアジアへの商品発送についても、那覇空港の物流ハブ機能を活用する考えがあるとしながらも「当面は県内に店舗をつくっていく。ある程度の段階に来てからになる」と時間が掛かるとした。

 人手不足対策として、商品が陳列しやすいスライドの棚や、水洗いだけできれいになる換気フードなど省力化につながる最新設備を設置。従来より作業時間が4時間短縮できるようにした。

 久鍋社長は「生産性を上げ働きやすい環境をつくる。お客さまにスピーディーな対応ができるようにしたい」と述べ、従業員の利便性を重視する考えを強調した。