今年3月に沖縄県読谷村の海岸で女性の遺体が発見された事件で、共謀してキャッシュカードを不正に入手し、現金約267万円を引き出したとして、窃盗の罪に問われた川崎市の被告(21)の初公判が18日、那覇地裁(君島直之裁判官)であった。被告は「不正に入手したか聞いておらず、頼まれてやっただけだ」と起訴内容を否認、無罪を主張した。

 起訴状などによると、被告は強盗殺人容疑で再逮捕された埼玉県川口市の容疑者(36)=窃盗罪で起訴済み=と共謀。不正に入手したキャッシュカードで宜野湾市や北谷町内のATMで6回にわたり、計約267万円を引き出した疑いがある。

 弁護側は「キャッシュカードを不正に入手したかは明らかではなく、不正に入手した認識もない。犯罪の故意はなく、被告は無罪だ」と述べた。