これは、おもちゃの視点で描くおもちゃの物語。子供にとってのおもちゃは、友達であり、子分であり、癒やしであり、その時々で、いろいろな役を引き受けてくれる存在。でも、子どもはやがて成長し、抱いて寝ていたおもちゃ達もいつしか見向きもされなくなる。

トイストーリー4

 前作で、成長したおもちゃの持ち主アンディが涙ながらに彼らを託したのが少女ボニー。

 おもちゃはいつも子供のそばにいるべきだと考える、カウボーイ人形のウッディは、内気なボニーが手作りしたサキワレスプーン人形が、“僕はゴミだ”と逃げ出すのを追って、冒険の旅が始まる。

 こどもでなくとも想像力の世界で遊ぶ幸せを映画は十分に与えてくれる。そして、生き方の選択の主導権は自分にあるのだと改めて思い出させてくれる。(スターシアターズ・榮慶子)

シネマQ、ライカム、ミハマ、サザンで上映中。