少女の名はアマンダ。コロコロとした体に金髪のロングヘアーをなびかせ、ショートパンツからはむちむちの生足をニョキッ。お母さんと、シュークリームが大好き。お父さんのいないアマンダの父親がわりは、お母さんの弟のダヴィッド。24歳のヒョロッとした頼りないおじさんは、いつでも誰にでも優しい。

アマンダと僕

 ある日、お母さんが亡くなってしまう。テロに巻き込まれての死だった。ダヴィッドおじさんと二人、悲しみに暮れてばかりもいられないのが現実。アマンダは孤児院に行くか、ダヴィッドの子供になるかの決断を迫られる。

 「私の人生って最高」と思えるよう努力したい。幸せは、自力で引っ張り寄せるしかない。不幸を嘆くより、笑って暮らす方が大変。

 そんなことを、たった7歳の少女が体現してみせてくれる、優しくて美しいフランス映画。(桜坂劇場・下地久美子)

同劇場で上映