土色の木枠のドアを開けると、食欲をそそるスパイスの香りに包まれる。沖縄市中央のパルミラ通りにある「スパイスカレー PALMYRA(パルミラ)」は、県産食材にこだわり、野菜をふんだんに使った体に優しいカレーが売りだ。

カレー2種盛りは千円(税込み)。ランチタイムはミニラッシーやアイスコーヒーなどドリンクが付く。写真はポークキーマカレーと旬の野菜カレー

店主の高木雄二さん、仁美さん夫婦が切り盛りする「スパイスカレー PALMYRA」。琉球漆喰(しっくい)で仕上げた壁にお気に入りの砂絵が映える=沖縄市中央

スパイスカレーパルミラ

カレー2種盛りは千円(税込み)。ランチタイムはミニラッシーやアイスコーヒーなどドリンクが付く。写真はポークキーマカレーと旬の野菜カレー 店主の高木雄二さん、仁美さん夫婦が切り盛りする「スパイスカレー PALMYRA」。琉球漆喰(しっくい)で仕上げた壁にお気に入りの砂絵が映える=沖縄市中央 スパイスカレーパルミラ

 「おなかだけでなく、心を満たすメニューを提供したい」と店主の高木雄二さん(37)=茨城県出身。都内の沖縄料理店に勤めていた頃、旅行で訪れた沖縄に魅せられて2008年に移住。多国籍料理店やビーガン料理店、リゾートホテルのキッチンなどで腕を磨き、18年11月に「パルミラ」をオープン。

 調味料も天然素材にこだわる。メインの肉や野菜に合わせて約30種類のスパイスを組み合わせ、常連客を飽きさせない多彩なカレーを生み出す。定番は3種類。「ポークキーマカレー」は沖縄そばをイメージ。県産豚肉に和風かつおだし、隠し味の「コーレーグースー」で風味を利かせる。

 「骨付きチキンのトマトカレー」はさっぱり系。迷ったときはこれがおすすめ。

 ビーガン料理の「パルミラクルカレー」はじっくり2日間かけて植物性の食材からだしをとり、うまみとこくを出した豆ときのこのカレーだ。旬の野菜カレーと日替わりカレーは次々と新しいメニューが登場する。野菜と豆を煮込んだキッズカレーも人気だ。5種類から選ぶ「カレー2種盛り」を注文すると、ターメリックライスに乗せた旬の県産野菜の色合いが目を引き、「インスタ映え」も間違いなし。発酵フルーツで甘みを加えたラッシーや10種類のスパイスの効いたチャイ、自家製フォカッチャもおすすめだ。(中部報道部・石川亮太)

【お店データ】沖縄市中央1の17の21。営業時間は正午~午後9時(ラストオーダーは午後8時)。日曜定休。カウンター4席と4人用テーブルが二つ。電話050(1446)3898。