アニメ制作会社「京都アニメーション」のスタジオで34人が死亡した放火事件で、同社の八田英明社長は19日、警察の現場検証に立ち会った。京都府宇治市の本社で報道陣の取材に応じ「大事な人や物を一瞬で失った。真っ黒になった現場は見るに堪えなかった」と悲痛な表情で語った。

 取材に応じるアニメ制作会社「京都アニメーション」の八田英明社長=19日午後、京都府宇治市

 事件が起きた18日午前は来客予定があり、通常施錠しているスタジオの玄関は誰でも入ることが可能な状態だったという。

 多くの遺体は屋上につながる階段で見つかった。八田社長は「どんなに苦しかっただろうか」と犠牲者らの心情に思いを寄せた。(共同通信)