大弦小弦

[大弦小弦]若者よ 投票へ行こう

2019年7月20日 08:00

 参院選の投開票まで残り1日となった。選挙区や比例候補の各選対ともに街宣活動、集会、SNS(会員制交流サイト)などでの訴えに余念がない

▼心配なのは3年前の参院選で54・46%だった県内の投票率。特に若者の無関心や低投票率が指摘されている。県選挙管理委員会によると、過去11年の選挙の平均投票率は20代が39・12%で最も低い

▼そんな中、投票行動を後押ししようと、県内の飲食店で投票に行った人へのサービスが広がっている。沖縄市中央のソーセージ店「TESIO」はホットドッグを振る舞う

▼投票所でバーベキューをするオーストラリアの習慣に感激した店主、嶺井大地さん(35)は「正論で追い詰めるより、投票に行く楽しみをつくりたかった。約半数の棄権者を少しでも減らしたい」と話す

▼大学生の客が多い宜野湾市我如古のラーメン店「Yume Wo Katare」はラーメン1杯を無料提供する。店主の平塚旦さん(27)は「将来、こんな世の中になってほしいと考えるきっかけになれば」と期待する

▼「若者に響く政策がない」との意見もある。関心の低い層に訴えても票につながりにくいとの言い分も。ただ、今回の選挙の争点のひとつは年金問題で若者の将来設計を左右する切実な課題だ。きっかけがホットドッグやラーメンだっていい。投票へ行こう。(石川亮太)

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