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「2日で400球、大丈夫か?」「やります」 興南・宮城大弥、準決勝で14奪三振ショー

2019年7月21日 09:57

 決勝進出まで、あとアウト一つ。4-2の九回、突然の大雨にも、マウンドに立つ興南のエース宮城大弥は落ち着いていた。

興南-美里工 最後の打者を三振に打ち取り雄たけびを上げる興南の先発・宮城大弥=沖縄セルラースタジアム那覇(金城健太撮影)

 死球で一塁に走者を置き、一発を浴びれば同点の場面にも「しっかり集中できていた」。手元がぬれて滑るボールも意に介さず、「最後まで押し通す」と高めの直球で空を切らせ、この日14個目の三振で反撃を断ち切った。

 初回に甘く入ったチェンジアップを痛打されて先制されたが、その後は見事に修正した。「勢いを大切にして投げていた」とストライク先行で腕を振り、強打の美里工打線から三振の山を量産。捕手の遠矢大雅が「三振がほしいところで取れた」と、最速145キロの直球に緩い変化球で緩急を付け、手玉に取った。

 優勝投手となった過去2年間とも、準決勝は先輩が投げた。決勝では初の連投が予想されるが、我喜屋優監督は「『2日間で400球を投げても大丈夫か』と聞いたが、まじめな顔で『やります』と言っていた」と全幅の信頼を置く。

 それでも宮城大の口を突いたのは「後半にキレや球威が落ちてしまった」と反省ばかり。隙を見せない県内屈指の左腕が、夏3連覇に王手を懸けた。慢心は一切ない。(我喜屋あかね)

 

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