沖縄県宜野座村の漢那ドライブインレストラン跡の建物内に、段ボールなどで作ったトンネル型の「秘密基地」が完成した。村立漢那小学校の6年生とスイスのデザイン系専門学校で講師をしているイ・モフ・ナタリーさんが協力して制作。28日(午前11時~午後5時)まで秘密基地を無料公開しており、ナタリーさんは「大人も子どももトンネルに入って楽しんでほしい」と呼び掛けた。

トンネルの秘密基地を楽しんだ子どもたちとイ・モフ・ナタリーさん(右から5人目)=20日、宜野座村漢那の漢那ドライブインレストラン跡

 秘密基地のテーマは「カンナパレード」。段ボールや廃材、布切れや忘れ物の傘などを使い、児童たちがそれぞれのアイデアを出し合った。カラフルな傘や布切れで作られた入り口から段ボールのトンネル内に入ると、まずは捨てられた畳で作った滑り台。そのまま進むと「マンガ」「衣装」「寝る」「音楽」「お絵かき」などと各部屋が続き、長さは約60メートルにもなる。

 初日の20日は夏休みに入った日でもあり、近隣市町村からも子どもたちが訪れた。恩納村から訪れた山田小2年のイーマン・ジョイさん(7)は「トンネルに5回も入った。滑り台からスタートして、いろんな部屋があって楽しい」と笑顔。同小5年の大嶺ひなさん(10)は「秘密基地を私も作ってみたい」と話した。

 ナタリーさんは「初めて秘密基地を作ったという子どもがほとんどだった。みんな生き生きと作っていた」と説明。秘密基地に入って喜ぶ子どもたちの様子を見て「秘密基地の思い出のある人も多いと思う。親子で楽しんでほしい」と話した。