沖縄県宮古島市上野野原の陸上自衛隊宮古島駐屯地で28日に開催予定の夏まつりの告知ポスターに、学校側の許可を得ないまま出演団体として宮古高校の軽音楽部が記載されていたことが分かった。同校の校長は「自衛隊については市民の間でもいろいろな意見があり、陸自から連絡があれば学校名の記載を許可しなかった」と困惑。陸自側に25日、ポスターから校名を削除するよう求めた。

許可を得ないまま「宮古高校軽音学部」と記載されたポスター(提供)

 同校はこれまでも、自衛隊の行事に部活動としての生徒の出演・参加を見送っているという。

 同駐屯地の尾方弘亜喜渉外幹部によると、軽音楽部の顧問に夏まつりへの出演を直接依頼した際、学校側の許可を得るよう伝えたが、校長らに伝わっていなかったという。校長は「学校内の調整不足もあったと思う」と述べた。保護者の了解があれば生徒が夏まつりに出演することを認めるとしている。

 陸自配備に反対する「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」の仲里成繁代表らは26日、同駐屯地を訪れ、尾方渉外幹部に「個人間ではなく組織として、学校側に正式な手続きを取るべきだった」と抗議した。