沖縄防衛局は1日、米軍キャンプ・シュワブ周辺のジュゴンの生息域を上空から調査していたエクセル航空(本社・千葉県浦安市)のヘリコプターから重さ約270グラムのアンチコリジョンライトと呼ばれる部品が脱落したと発表した。飛行中に落ちたとみられる。陸上部への落下や、被害は確認されていない。

軟弱地盤の改良工事が計画されている大浦湾側の海域=名護市辺野古

 防衛局によると、ヘリコプターにはパイロット以外に、調査を受注した「いであ」(本社・東京)の調査員2人が搭乗。1日午前8時すぎに那覇空港を離陸し、大浦湾や古宇利島周辺の上空からジュゴンを捜していた。約2時間20分の飛行を終え、那覇空港着陸後にパイロットと整備士の点検で脱落に気付いたという。

 ライトは赤色で、後部ローターの上部に複数のボルトで固定していた。追突防止のために、飛行中は昼夜を問わず点灯している。脱落しても飛行に影響はない。いであは週3~4回、上空のヘリコプターからジュゴンの調査を実施しているという。