沖縄県うるま市の當真嗣滿さん(68)がこのほど、自宅近くの車が通る小道で絶滅危惧2類のヤシガニを保護し、近くの海に放した。現在繁殖シーズンを迎えており、生き物好きの當真さんは「豊かな自然でたくさん繁殖してほしい」と話した。當真さんは7月18日夜、飼い犬と散歩中に小道を横切ろうとしているヤシガニを発見。体長は20センチほど。おなかに卵のようなものを抱えていた。

當真さんが保護し、その後放したヤシガニ=うるま市の自宅

 沖縄美ら島財団総合研究センターの岡慎一郎主任研究員によると、ヤシガニは50年生きる個体もある。「成長するのに時間がかかるので、乱獲すると絶滅につながる恐れがある」とし、「力が強く挟まれるとけがをする可能性もある」と注意を促した。