大雨による土砂崩れで2日夜から国道331号が通行止めとなっている沖縄県名護市嘉陽で6日、木々の撤去作業が始まった。管理する県北部土木事務所によると、土砂がむき出しになった斜面では二次災害の恐れもあるため慎重に作業を進める。復旧のめどは立っていない。

崩れ落ちた木々の撤去作業に当たる作業員=6日、名護市嘉陽

 撤去作業は午前8時半ごろ、国道の北・南側の両方面から始まった。

 十数人の作業員が崩れ落ちた木々をチェーンソーで切ったり、重機でなぎ倒したりする様子が確認された。伐採作業は7日も続く。

 現場は土砂や樹木などが国道を幅約50メートル、高さ3~5メートルにわたって覆っている。木々の撤去後、土砂の除去に移る。その後、土砂が崩れる恐れのある斜面の補強について検討する予定。

 台風9号が沖縄地方に接近しており、同事務所の担当者は「台風の影響でどれだけ雨が降るか」と気をもむ。安全面を考慮し雨天時は作業を中止する方針で、天候次第では作業が長期化する可能性もある。