大型で猛烈な台風9号の接近から一夜明けた9日、沖縄県宮古島の住民らは朝早くから自宅周辺に飛散した草木やごみの片付けに追われた。宮古島市が開設した8カ所の避難所には8日から9日にかけて、計22世帯27人が避難し、不安な一夜を過ごした。

台風9号の強風であおられて店舗のトタン屋根がはがれた=9日、午前8時50分ごろ、宮古島市平良松原

台風9号による停電で信号機が消灯した交差点=9日、午前8時45分ごろ、宮古島市平良西里

台風9号の強風であおられて店舗のトタン屋根がはがれた=9日、午前8時50分ごろ、宮古島市平良松原 台風9号による停電で信号機が消灯した交差点=9日、午前8時45分ごろ、宮古島市平良西里

 市によると、8日午後6時53分ごろ、平良松原の大型商業施設内にある店舗のトタン屋根が強風で飛ばされたほか、同日午後7時19分ごろ、台風対策をしていた市内の男性88が頭部を負傷し、県立宮古病院へ搬送されるなど被害が出た。

 沖縄電力によると午前10時現在、宮古島市と多良間村を合わせて1万1900戸が停電しており、市内の交差点では信号機が消灯している場所もある。

 市防災危機管理課の担当者は「場所によってはまだ道路上に飛散物がある。車を運転する際には気をつけて」と呼び掛けた。

県立宮古病院と多良間診療所 一般外来は終日休診

 【宮古島・多良間】県立宮古病院と、多良間診療所は、台風の風雨による安全を考慮し、9日の一般外来診療を終日休診とし、救急外来は診療する。