読谷の海が一望できる店内には青色の壁一面などに、海にまつわる絵本約200冊以上がずらっと並ぶ。読谷村の残波岬灯台の近くにある海の絵本カフェ。2018年5月にオープンした。海の生き物が描かれた絵本に囲まれ、まるで海中にいるような雰囲気が味わえる。

マンゴーを使ったスイーツ「プリューム」(右)と店の人気商品の「タツノオトシゴクッキー」

海にまつわる絵本がずらっと並ぶ店内で「ゆっくりとした時間を過ごしてほしい」と話す松田圭加さん=7月31日、読谷村宇座の「tatunootoshigo」

海の絵本カフェ「tatunootoshigo」

マンゴーを使ったスイーツ「プリューム」(右)と店の人気商品の「タツノオトシゴクッキー」 海にまつわる絵本がずらっと並ぶ店内で「ゆっくりとした時間を過ごしてほしい」と話す松田圭加さん=7月31日、読谷村宇座の「tatunootoshigo」 海の絵本カフェ「tatunootoshigo」

 店のコーディネートを手伝った秋尾由美子さん(51)の職業は「笑顔&表情コンサルタント」。企業で教える中で「大人は、常識や既成概念にとらわれすぎて自分の感性を閉じてしまっていないか」と感じていた。カフェには「大人には凝り固まった概念をいったん、リセットできるような場所に。子どもには自分の感性を大切に笑顔で過ごせる大人になってほしい」との思いが込められている。

 メニュー開発にも携わった秋尾さん一押しは、自家農園で育てたマンゴーと、チーズや読谷産の卵などを使いオーブンで焼いた「プリューム」(400円)。フランス語で羽を意味するプリュームは「プリンでもケーキでもない新たなスイーツ」として独自に名付けた。

 冷やして食べる場合はしっとり濃厚な味わい。温めるとふわふわな生地の食感がそれぞれ楽しめる。無添加で自家製のタツノオトシゴクッキー(1個200円)も人気だ。

 店で働く松田圭加さん(21)は「小さい子からご年配の方までカフェでゆっくりと時間を過ごしてもらえたら」と笑顔で話した。(中部報道部・大城志織)

 【お店データ】読谷村宇座1861。営業時間は午前11時~午後4時(ラストオーダーは午後3時)。火曜日定休。カウンターやソファ席など30~40席。電話098(958)0038。