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沖縄で米軍機事故、15年で511件 墜落9件、不時着多数の現状 危険性の放置続く

2019年8月12日 06:50

 米軍普天間飛行場所属のCH53D大型輸送ヘリが沖縄国際大学に墜落した2004年から18年までの15年間、県内で発生した米軍航空機の関連事故は511件に上ることが分かった。墜落は9件で、部品落下や機体からの出火、パンクなどが92件、緊急着陸や不時着は410件だった。日米は沖国大の事故を受けて設定した米軍機事故に関するガイドラインを今年7月に改定し、日本側の迅速な立ち入りを目指すとした。一方で、事故は県内各地で毎年相次ぎ、危険性が放置され続けている。

2004年以降県内で発生した米軍航空機関連事故

 県は普天間飛行場と嘉手納基地の所属機、県外や国外の基地から飛来する外来機が県内で起こした事故をまとめている。

 普天間所属の米軍機は16年12月に垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが名護市安部の海岸に墜落。墜落にはカウントされていないが、17年10月には東村高江の牧草地にCH53E大型輸送ヘリが不時着した後に炎上した。

 沖国大以降の墜落事故で最も多いのは嘉手納基地所属のF15戦闘機で、06年、13年、18年の3件が発生し沖縄近海に墜落した。嘉手納所属ではこのほか08年に嘉手納エアロクラブ所属のセスナ機が名護市の畑、13年8月にHH60救難ヘリコプターが宜野座村のキャンプ・ハンセンで墜落した。

 また、墜落9件のうち2件は16年9月に米軍岩国基地所属のAV8ハリアー、18年11月に同基地所属のFA18戦闘攻撃機が沖縄近海に墜落。政府が強調する沖縄の負担軽減に逆行する外来機の飛来が事故を引き起こしている。

 「不時着」が410件と多くなっているのは基地内への緊急着陸を含んでいることが理由だが、17年9月に普天間所属のオスプレイが新石垣空港に緊急着陸し滑走路が一時閉鎖され、18年には普天間所属のヘリが立て続けに民間地に着陸する事故も発生している。

 県民を危険にさらす部品落下や、着陸時にタイヤの空気が抜けるパンクなども多かった。

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