サッカーJ2リーグのFC琉球とV・ファーレン長崎が対戦した沖縄県沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムで10日、平和学習のための読み聞かせや折り鶴作成、メッセージを寄せ書きするブースが設置された。同市平和・男女共同課の企画で、スタジアムから平和の尊さを発信した。

試合前に平和の読み聞かせを聞く親子連れら=沖縄市・タピック県総ひやごんスタジアム(新垣亮撮影)

 「サッカーで平和な世界へ」と銘打ったピースフルマッチの一環。前日9日は長崎が被爆から74年を迎え、沖縄と長崎のサポーターが交流しながら戦争のない世の中を願った。

 同市の歴代の平和大使の読み聞かせでは、ユニホーム姿の子どもたちやFC琉球の選手らが集まり、熱心に聞き入った。

 FC琉球の西岡大志選手の大ファンという山城範紀さん=天妃小6年=は平和メッセージに「戦争がなくなりますように」と記した。「まだ世界のいろいろな場所で戦争がある。たくさんの人が平和になったらいいと思う」と話した。同課の島袋萌七さんは「楽しみながらも多くの子どもたちが平和の尊さを感じてほしい」と語った。キックオフ前には両チームの選手が黙とうをささげた。