精鋭牛20頭が闘志をぶつけ合った11日の第10回夏の全島闘牛大会(主催・沖縄県闘牛組合連合会、後援・沖縄タイムス社)。太鼓やドラが響く中、計3時間近くの熱戦に、会場のうるま市石川多目的ドームを埋めた2500人が沸いた。

軽量級全島一優勝旗争奪戦で、雷神逞真王(右)が二代目ひめゆりGOGOに腹取りを決める=11日、うるま市石川多目的ドーム(下地広也撮影)

中量級全島一優勝旗争奪戦で、古堅モータース☆黄龍(右)が源大心を攻める=11日、うるま市石川多目的ドーム(下地広也撮影)

軽量級全島一優勝旗争奪戦で、雷神逞真王(右)が二代目ひめゆりGOGOに腹取りを決める=11日、うるま市石川多目的ドーム(下地広也撮影) 中量級全島一優勝旗争奪戦で、古堅モータース☆黄龍(右)が源大心を攻める=11日、うるま市石川多目的ドーム(下地広也撮影)

 中量級全島一優勝旗争奪戦は、前王者の古堅モータース☆黄龍(おうりゅう)が5連勝中の源大心(みなもとだいしん)を終始攻め、19分15秒の激闘を制した。牛主の佐久川政秀さん(62)=読谷村=は「練習してきたことをしっかり発揮してくれた。次の試合もどんな相手でも勝たせられるよう頑張りたい」と話した。

 軽量級全島一優勝旗争奪戦では開始早々、挑戦牛の雷神逞真王(たくまおう)が、3度目の防衛を目指す二代目ひめゆりGOGOを観客席近くまで押し込み、会場がどよめいた。果敢に攻め続けた雷神が勝利する番狂わせに割れんばかりの拍手と歓声が起こった。

 初めて闘牛を観戦した安里笑莉(えみり)さん(25)=中城村=は「想像以上に激しくてびっくり。周りの歓声も含めてすごく面白かった」と笑顔。4回目の闘牛観戦という仲村鈴花さん(25)=中城村=は「牛によって動き方などが全然違う。闘牛は見れば見るほど奥深い」と熱弁していた。