台風9号が過ぎ、真夏の暑さが戻ってきた沖縄地方。11日は竹富町波照間で33・7度を記録したほか、那覇で32・7度など県内各地で30度を超える真夏日となり、その後も続く。涼を取ろうと夏物家電やかき氷の売れ行きが好調だ。

エアコンの品定めをする買い物客=5日、那覇市・エディオン那覇メインプレイス店(画像の一部を加工しています)

 エディオン那覇メインプレイス店では、最高気温が32〜33度を連日記録した7月から、特にエアコンや扇風機といった夏物家電が売れている。

 大城和人店長は「台風続きで実績の厳しかった昨年の反動もあって、今年はよく売れている」と話す。通常1〜2日待ちのエアコン取り付け工事は、8月上旬で7日待ちと「繁忙のピーク」という。

 那覇市の宮城良江さん(48)は昨年壊れた寝室のエアコンを買い替えた。「去年は我慢できたけど今年の暑さは無理です」と苦笑い。近所に住む母親へエアコンをプレゼントした那覇市の東江さやかさん(45)も「エアコンがないと熱中症が心配。切羽詰まっているのでできるだけ早く取り付けてほしい」と願った。

 ひんやりおいしい夏の風物詩も最盛期。那覇市牧志のかき氷店「雪花の郷」では、1日100〜150杯ほど売れている。軽い口当たりが夏バテの体に優しいのか、1人で3杯食べる人もいるという。

 代表の岸本博之さんは「最も忙しくなるお盆休みに備えて氷を大量に仕入れている。台風が来ず、天気のいい日が続いてほしい」と期待した。

 友人と一緒に来店した神奈川県の小島えりかさん(24)は「食後のデザートを食べに来た。日差しが強くて『いかにも沖縄』な天気なので冷たくておいしい」と頬を緩めた。