【久高泰子通信員】パリ郊外メゾン・ラフィット市内の体育館で、このほど第14回全仏国上地流空手道大会(主催・仏国空手道連盟、共催・上地流空手道欧州協会など)が開催された。試合にはベルギー、ロシア、ポルトガルからの参加者も加わった。主催者は大会に上地流4代目宗家の上地完尚さん、上地完友さん、上地完一郎さんを招待。会場では3人を歓迎し、盛大な拍手が送られた。

 初日朝、型の試合には小学生からシニアまで男女130人、午後の組手の試合には140人がそれぞれ参加。他流派も加わり、熱戦を繰り広げた。2日目は、沖縄から参加した上地流3人のセミナーも開催され、80人余りが本場の指導を受けた。3人は型の試合の審判や表彰式のメダル授与も行った。

 大会後、沖縄からの3人と空手道欧州協会のロルホ会長は南仏トゥールーズ市へ移動。仏連盟が主催した上地流セミナーの講師を務めた。3人は上地流がフランスや欧州に広がっており、うまい型を使い、迫力ある組手の試合を展開していることをたたえた。

 フランシス・ディディエ仏空手道連盟会長は「上地流の競技者が4世代、5世代と現在も継続している。さすが空手の発祥地だ」と感服した。

(写図説明)第14回全仏国上地流空手道大会、型の試合の参加者=フランス、メゾン・ラフィット市内の体育館