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「普天間」の即時閉鎖を 米軍ヘリ墜落15年、沖国大で集会

2019年8月14日 08:44

 沖縄県宜野湾市の沖縄国際大学構内に米軍普天間飛行場所属のCH53D大型輸送ヘリが墜落・炎上してから13日で15年を迎えた。大学側は焦げたアカギのモニュメントを囲む学内の「ポケットパーク」で集会を開き、日米両政府に対し、米軍普天間飛行場を離着陸する米軍機の飛行停止と同飛行場の即時閉鎖・撤去を求めた。

米軍ヘリ墜落現場で記憶の継承を誓った「平和の尊さを語りつぐ集い」=13日午後、宜野湾市・沖縄国際大学(金城健太撮影)

 集会は昨年に引き続き「普天間基地の閉鎖を求め、平和の尊さを語りつぐ集い」と題した。主催者発表で教職員やマスコミを含めて約150人が参加。「惨事の記憶を風化させてはならない。事故に対する憤りを改めて呼び覚まし、受け継ぐ」と宣言した。

 前津榮健学長は「墜落の記憶を受け継ぐとともに、求め続けてきた普天間飛行場の閉鎖を繰り返し要求する」との声明文を発表。「安全、安心、平和への思いは大学人に限らず万人が求めるところ」と訴えた。

 声明では、宜野湾市の緑ヶ丘保育園、普天間第二小、浦添市の浦西中で相次いだ米軍機の部品落下事故や、名護市安部のオスプレイ墜落、東村高江でのヘリ不時着・炎上に触れ、「15年前の惨事を思い起こさせた」と指摘。普天間飛行場の名護市辺野古への移設には「県民の強い反対を受けてもなお工事を続けようとする日本政府に対し、県民の不信は増幅するばかり」と批判した。

 集会では、在校生2人が「基地問題についてもう一度考えたい」などと意見発表。沖縄戦や1959年の宮森小ジェット機墜落を踏まえ、基地と隣り合わせの生活への違和感を語った。

 沖国大は毎年の集会に加え、「継承事業」として学生を対象にした意識調査や学生によるインタビュー映像の作成に取り組んだ。

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