香港の「逃亡犯条令」改正案を巡るデモの影響で13日、香港国際空港の航空便の発着制限が設けられ、那覇と香港を結ぶ航空路線にも影響が出た。ピーチ・アビエーションとキャセイドラゴン航空のそれぞれ1往復、計4便が欠航した。

(資料写真)那覇空港

 ピーチは2便の欠航で、約330人が足止めとなった。同社は振り替え便を案内するなどの対応を取った。担当者によると「那覇-香港線は、14日は通常通り運航する予定となっている」と説明した。

 香港-石垣・下地島を運航している香港エクスプレスは14日以降、通常の運航を予定している。担当者は「香港国際空港の状況によっては変更せざるを得ない可能性もある。運航状況を確認してほしい」と注意を促した。

 キャセイドラゴン航空と香港航空は「現地の状況を見て14日以降の運航を判断する」とコメントした。

■沖縄県は情報収集

 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は県の香港事務所などと連絡を取り合い、情報収集をしている。担当者は「今週末に香港で開催予定の香港スポーツエキスポへの参加ができなくなる可能性もある。情報を収集し、香港の情勢が落ち着いたタイミングでプロモーションを素早く展開できるように対策を練りたい」と話す。

 県の担当者は「長期化する可能性も否定できない。現段階では情報を収集し現状を把握したい」とした。

 那覇-香港線は5日も同様のケースで欠航し、乗客約600人に影響が出た。