旧盆で帰ってきた先祖の霊をグソー(あの世)に送るウークイが15日、県内各地で行われた。家族や親戚が集まり、重箱料理などのお供え物が所狭しと並んだ仏壇の前で、親族の健康と来年の再会を願い手を合わせた。

ウークイで仏壇に手を合わせ先祖を送る瀬長成子さん(前列中央)ら親族=15日午後8時45分、豊見城市我那覇(国吉聡志撮影)

 豊見城市我那覇の瀬長成子さん(89)宅では、午後8時半ごろからウークイが始まった。仏壇に線香を上げ、集まった親族33人で手を合わせて「ウートートー」。先祖があの世で苦労しないように冥銭のウチカビを燃やした。

 成子さんは孫12人、ひ孫20人に恵まれたことを喜び「家族の健康をいつも見守って。ゆっくりお帰りください」と、11年前に亡くなった夫の与章さんに祈った。息子の宏さん(64)は「来年も来てください。ごちそうもお土産もいっぱい準備するから」と仏壇に語り掛けた。

 ひ孫の清水伶之輔さん(8)=東京都=は「天国で元気にいてほしい」と真剣な表情で話した。