パート1が公開されたのが2年前の8月12日。思いがけない大ヒットの中、佐古忠彦監督の中で、ムクムクと育つパート2への制作意欲。お客さまからかけられる、温かい言葉の数々が引き金になったのだろう。「もっといろんな亀次郎さんが見たい」「私の知っている亀次郎さんはこんな人だった。そういうことも描いてほしい」

桜坂/スクリーンガイド

 今回完成したパート2「カメジロー不屈の生涯」はまさに、パート1の公開時、足を運んでくださったお客さまへの感謝の表明だろう。

 「感謝」という理由だけで映画を作ってはいけない。劇場責任者として、冷静に、パート2の制作を引き留めてきた私だが、やはり、目の前に亀次郎さんがいたらうれしい。それが答えだった。亀次郎さんのたくさんの言葉に彩られた、温かい作品に仕上がっています。(桜坂劇場・下地久美子)

同劇場で17日から上映