【イスタンブール共同】1万7千人以上が死亡した1999年のトルコ北西部大地震から17日で20年がたった。当局は地震後に建築規制を強化するなど震災対策を進めてきたが、専門家は最大都市イスタンブール付近で将来発生が予測される大地震への「備えは十分でない」と警鐘を鳴らす。

 トルコ北西部大地震で被災したイズミトで、崩壊した自宅のがれきの中から36時間ぶりに救出された4歳の子ども=1999年8月(ロイター=共同)

 取材に応じるイスタンブール工科大のカディル・ギュレル教授=8日、トルコ・イスタンブール(共同)

 トルコ北西部大地震で被災したイズミトで、崩壊した自宅のがれきの中から36時間ぶりに救出された4歳の子ども=1999年8月(ロイター=共同)  取材に応じるイスタンブール工科大のカディル・ギュレル教授=8日、トルコ・イスタンブール(共同)

 99年の地震はイスタンブールの東約100キロにあるイズミト付近を震源地として発生。イスタンブールでも被害が出た。

 約1500万人が暮らすイスタンブールを大地震が直撃した場合、数万人単位の死者が出る恐れが指摘されている。

 17日には未明の発生時間に合わせ、被災地で犠牲者の追悼式典が行われた。(共同通信)