「四角いいかだにしがみつく母の背中におんぶされ、水が飲みたい、ひもじいとつぶやき続けた」 戦争が迫る故郷を離れ、家族4人を乗せた対馬丸は突如沈没し、兄姉を海底に飲み込んだ。3日間の母との漂流の記憶は、75年が経過した今も、当時4歳だった高里シズ子さん(79)=金武町=の胸を締め付ける。